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コラムレター

#0065 実体験からの医療費控除?
2008/12/15
いよいよ年末も近づいて平成20年もあと僅かとなってきました。
年が明けますと、私たちも確定申告の時期を迎えることとなります。

さて、私事ではありますが、職業柄なのか医療費の領収書をその年の最初に貰った薬局の袋に入れていました。
そんな私が、今年椎間板ヘルニアで入院しました。
社会保険事務所より「健康保険限度額適用認定証」を発行してもらい、入院に臨みました。
3週間程の入院でしたが、認定証もあり、負担は15万円以下(コルセット代を含む)で済みました

さあ、今年は医療費控除が出来るかな?10万円も超えているし…
生命保険の医療費特約は入院1日5,000円で5日目以降から適用だから医療費の半分位は入金になるから、その前に取ってあった領収書でも計算しておこうと思っていたのですが、いざ保険会社より入金になると目が点でした。
なぜか、すっかり15万円を超えて入金になっていたのです。
どんな計算?と思って保険金振込済通知書を見てみると手術保険金20倍となっており、うれしい誤算でした。
入院の負担?が無くなり、これにより今年も医療費控除の適用は無くなりました

医療費控除は純粋に自己負担が10万円(又は、所得金額の合計の5%)を超えて、はじめて対象
になります。
医療費控除については、2008/2/14のコラムで詳しく紹介しております。
こういった時に初めて保険の有難味を感じました。

税理士法人 さくら総合会計 (監査部)