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コラムレター

#0026 こころも風邪対策!
2007/11/02
「冬になるとなんだか色んなことが面倒くさい。夏の間は元気なのに、冬になると毎年気持ちが沈んでしまう・・・食欲は夏以上にあって太ってきたし、眠りすぎなくらいたくさん眠っているのに元気がでない。仕事にも集中できない、いつもならこんなミスしないのに・・・。」

『冬季うつ病』をご存知でしょうか?
通常のうつ病とは違い、過眠や過食症状が現れやすいのが特徴で、季節性感情障害(SAD)と呼ばれる病気の中の一つとして知られています。


冬季の日照時間不足が原因の一つになるこころの風邪です。
光を浴びたり、運動したりすることで生成される神経伝達物質のセロトニン(※1)が不足するせいで、心身の変調が始まります。
治療法としては、高照度光療法(※2)などがあるそうですが、毎日日光にあたる早起きをするたんぱく質(肉、魚、大豆食品など)と一緒にビタミンB6(魚類、バナナなど)を摂る、というような日常の努力でセロトニンを増やし、症状を軽くすることができるそうです。

寒くて長い冬、体の風邪予防と一緒にこころの風邪にも気をつけたいですね。

(※1) ほかの神経伝達物質であるドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(恐れ、驚き)などの情報をコントロールし、精神を安定させる作用がある。セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなる。〔helthクリニック健康用語辞典より〕
(※2) 2500~10000ルクスの光を短時間浴びる治療法

税理士法人 道央会計事務所(総務部)