#0140 ビジネスマナーの基本「挨拶」について
2014/02/14
挨拶はコミュニケーションの基本であり、とくにビジネスの場においては重要な役割を果たしています。挨拶がしっかりと出来ていない人というのは、それだけで大きなチャンスを逃しているとも言われています。留意したいこと
・「一度挨拶したから後は素知らぬふり」では効果はありません。すれ違う際に会釈をする
だけでも、常にその人の意識の中に存在感を残すことになります。
・上司や先輩だけではなく、同僚や後輩に対しても挨拶は必要です。
・挨拶は「目上の人」や「取引先」だからするということではなく、自然体で誰にでも分け
隔てなく日頃からすることで身に付くものです。
・社外においても、取引先に伺った際には直接の商談相手だけではなく、周囲の人たちにも
挨拶をしておくことで、後々にも円滑な取り次ぎが期待できます。
挨拶はビジネスマナーだけてなく、日頃でも重要な行為です。しかし、簡単なのに、実は出来ていないことが多いのです。もう一度挨拶の基本について確認してみましょう。
・挨拶は笑顔で!
・明るく大きな声で!
・挨拶は省略せずに最後まで!
「どうも」(×)→「どうもありがとうございます」(○)
「お先に」(×)→「お先に失礼します」(○)
せっかく挨拶をしても、心がこもっていなければ、相手にその気持ちが通じてしまいます。また、ビジネスマナーだけではなく、日常生活にも同様の事が言えます。
・挨拶は相手の方向を向き、相手の目を見て行いましょう。
・挨拶は自分から進んで行いましょう。
・相手の存在に気がづいたら、必ず挨拶をしましょう。
挨拶をするのに序列を考えることなく、気付いた人からするということがマナーです。先手の挨拶は、相手への好意や積極性を感じさせ、好感度も高くなります。
目上の人へ間違った挨拶をすると失礼にあたります。比較的、間違って使用してしまう例には以下があげられます。
「ご苦労さまでした」(×)→「お疲れ様でした」(○)
「ごめんなさい」(×)→「失礼しました」(○)
元気に挨拶することも立派な接遇です。弊社も改めて見直し、社員一同日々励んでおります。毎日の挨拶から見直されてみてはいかがでしょうか。
税理士法人 さくら総合会計 総務部 磯角 徹昭