コラムレター

2011/7/6 #0118 先進医療について

 昨今、皆様から「医療保険」の特約にある「先進医療特約」についての関心が高くなり問い合わせが増えていますので、「先進医療」の現況をお伝えいたします。

・厚生労働大臣が承認する高度な医療技術
 高度な医療技術を必要とする治療や手術に対して、厚生労働大臣がその実績を認めた場合、特定の医療機関によるその医療技術の提供が承認されます。
 このような医療技術を「先進医療」といいます。かつては「高度先進医療」という名称でしたが、平成18年の法改正により「先進医療」という新制度になりました。
 平成23年4月1日現在120種類(第2項先進医療89種類、第3項先進医療31種類)の医療技術が提供されています。

 「先進医療」の先進技術部分は、患者が全額自己負担することになりますが、それに付随する検査や入院・投薬など一般治療部分は保険診療になります。
 「先進医療」は主に、全国の大学病院や国立がんセンターなどで実施されており、がん・心臓病・特殊な代謝疾患・特殊な関節疾患などが多いようです。
 
 高度な「先進医療」には、高額の医療費がかかるのが一般です。最新のがん治療の陽子線(プロトン)治療の場合は200万円以上、重粒子線治療では300万円以上もかかります。
 この治療費を全額個人負担するのは難しい場合が多いでしょう。そこで現在では、民間の医療保険の中に、がんになった場合に高度医療の部分までカバーできる「先進医療特約」がわずかな保険料負担で付加することができます

 先進医療費の上位治療である重粒子線治療や陽子線治療などは、最近急速に技術が進歩しています。がんなどの疾患はこの「先進医療技術」で治癒や延命治療が高まっていますので、積極的な利用が望まれます。

 こうした治療費に関する相談は、先進医療を実施する医療機関の中に相談所が設けられている場合が多いので、治療を希望する際にあわせて相談されると良いでしょう。
 皆様がご加入されている生命保険・医療保険・がん保険などの特約として数十円〜数百円(保険会社により保険料が異なります)で加入できます、お早めにご確認しご相談されると良いと思います

 「先進医療」についての種類や実施病院は<厚生労働省ホームページ>が参考になります。



株式会社 パワーコンサル   山村
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